結論:海外VPNはNordVPNが総合力No.1
海外旅行・赴任用のVPNはNordVPNが最もおすすめだ。
理由はシンプルで、速度・安定性・日本語対応・価格のバランスが最も優れている。公式公表値やTrustpilotのユーザーレビューを総合すると、NordVPNは中国・タイ・UAE・ベトナムなどの渡航先でも安定接続できたという声が多い。
30日間の返金保証があるので、合わなければ全額返金される。渡航前にまず試してみよう。
比較対象サービスと参照ソース
本記事は各サービスの公式サイト・公式ヘルプセンター・Trustpilot / App Store / Google Playのユーザーレビューを参照し、2026年3月時点の公表情報を編集部が整理したものだ。編集部自身で速度計測や接続テストを実施したデータではない点に留意してほしい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 比較対象 | NordVPN、Surfshark、かべネコVPN |
| 参照ソース | 各サービス公式サイト、公式ヘルプセンター、Trustpilot、App Store/Google Playレビュー |
| 比較観点 | 料金、対応サーバー数、同時接続台数、日本語対応、返金保証・無料トライアル、想定用途 |
| 情報更新日 | 2026年8月6日時点(料金は各社の改定により変動する。契約前に公式サイトで最新の価格を確認してほしい) |
海外おすすめVPN 3社比較表
| サービス | 月額料金 | 対応国 | 同時接続 | 日本語 | 返金保証 | 無料トライアル | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NordVPN | $3.39〜(2年) | 111カ国 | 10台 | ○ | 30日 | なし | ★★★★★ |
| Surfshark | $1.99〜(2年) | 100カ国 | 無制限 | △ | 30日 | なし | ★★★★☆ |
| かべネコVPN | ¥480〜 | 日本中心 | 4台 | ◎ | なし | 21日間 | ★★★★☆ |
VPN選びで重要な5つのポイント
海外で使うVPNを選ぶ際、以下の5つを確認しよう。
1. 対応サーバー数と国数
接続先が多いほど、混雑時に別サーバーへ切り替えられる。特に動画配信サービスはサーバー単位でブロックされることがあるため、サーバー数の多さは安定性に直結する。
2. 通信速度
VPN経由でも下り50Mbps以上出れば、動画視聴やビデオ通話は快適だ。NordVPNは独自プロトコル「NordLynx」で高速通信を実現している。
3. 同時接続台数
スマホ・PC・タブレットを同時に使うなら、接続台数は重要だ。Surfsharkは無制限なので家族全員のデバイスを1契約でカバーできる。
4. 日本語対応
海外で困った時にサポートが日本語で受けられるかは大きい。かべネコVPNは日本企業で完全日本語対応、NordVPNもアプリとサポートが日本語に対応している。
5. 返金保証・無料トライアル
NordVPNとSurfsharkは30日間返金保証付き。かべネコVPNは21日間の無料トライアル(クレジットカード不要・自動課金なし)がある。気軽に試せる環境が整っている。
NordVPN — 総合力No.1、迷ったらこれ
NordVPNは世界で最も利用されているVPNサービスの一つだ。
NordVPNのメリット:
- 111カ国7,000以上のサーバーで安定接続
- 独自プロトコル「NordLynx」で高速通信。公式公表値およびベンチマーク公開値では主要VPNの中でも上位クラスの速度とされている
- 10台同時接続対応
- 30日間返金保証で気軽に試せる
NordVPNのデメリット:
- 月払いだと割高(2年プランが$3.39/月と最もお得)
- 中国での接続は時期により不安定になるケースがユーザーレビューで報告されている
月額$3.39〜(2年プラン)で利用できる。30日間の返金保証があるので、まずは渡航前に試してみよう。
編集部の見解としては、対応サーバー数・プロトコル・日本語対応・返金保証という4要素のバランスでNordVPNを上回るサービスは見当たらない。Trustpilotの評価も4点台後半で安定しており、初めての海外VPNで迷ったらまず候補に入れて問題ない。
Surfshark — コスパ最強、家族利用に最適
Surfsharkの最大の特徴はデバイス接続台数が無制限なこと。家族全員分のスマホ・PCを1つの契約でカバーできる。
Surfsharkのメリット:
- 同時接続台数が無制限。月額$1.99で家族全員分を保護
- 100カ国対応で主要国はカバー
- 30日間返金保証
Surfsharkのデメリット:
- 公式公表値やユーザーレビューでは、NordVPNと比べて若干速度が落ちるとの報告がある
- 日本語サポートがやや弱い(英語対応が中心)
家族で海外に行く場合や、複数デバイスを使う方にはSurfsharkが最もコスパが良い選択だ。インストールから接続までの手順はSurfsharkの使い方・設定ガイドで解説している。
編集部としては、価格を最優先したい家族利用ならSurfsharkが本命だと考える。公式公表値ベースでは動画視聴や日常利用に必要な速度は確保されており、同時接続無制限というメリットは他社では代替しづらい。
かべネコVPN — 中国駐在の日本人に特化

中国でも繋がる、日本企業運営のVPN
かべネコVPN — 月額¥480〜・21日間無料トライアル・クレカ不要
かべネコVPNは日本の会社が運営する、中国特化のVPNサービスだ。
かべネコVPNのメリット:
- 完全日本語対応(サポートも日本語でメール対応)
- 中国のGFW(グレートファイアウォール)に特化した複数の接続方式
- 月額¥480〜と手頃
- 21日間の無料トライアル。クレジットカード不要で、メールアドレスだけで開始できる。期間終了後の自動課金もない
かべネコVPNのデメリット:
- 対応サーバーが日本中心で、中国以外の国では不要な場合が多い
- 返金保証がない(ただし無料トライアルで事前にテスト可能)
- 同時接続は4台まで
中国駐在が決まっている方は、まず21日間の無料トライアルで実際に使えるか試してみよう。利用者の評判はかべネコVPNの口コミ・評判レビューを参照。中国でのVPN選びの詳細は中国で使えるVPN比較で解説している。
赴任先別・VPNの必要度
「海外赴任にVPNは本当に必要か」は、赴任先によって答えが変わる。規制の厳しさと、日本のサービスをどれだけ使い続けたいかの2軸で判断する。
| 赴任先 | 必要度 | 主な理由 |
|---|---|---|
| 中国 | 必須 | GFW(金盾)によりGoogle・LINE・X・Instagramなどが遮断される。VPNなしでは業務に支障が出る |
| UAE(ドバイ) | 高 | VoIP規制により、LINE通話・WhatsApp通話・Messenger通話が使えない |
| ベトナム | 中 | 一部サービスに接続制限がある。日本のサービス利用にも有用 |
| インドネシア | 中 | 一部サイトへのアクセス制限がある |
| タイ | 低〜中 | ネット規制は比較的緩い。主目的は日本コンテンツの視聴とセキュリティ |
| 韓国・台湾・シンガポール | 低 | 規制はほぼない。日本の動画視聴と公衆Wi-Fi対策が主目的 |
| 米国・欧州・豪州 | 低 | 規制なし。公衆Wi-Fiのセキュリティと日本コンテンツ視聴が目的 |
必要度が「低」の国でも、日本のサービスを使い続けるならVPNは実質的に必要になる。以下がその理由だ。なお、公衆無線LAN利用時のリスクについては総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」でも注意喚起されている。
赴任者がVPNを必要とする具体的な場面
規制のない国に赴任しても、日本側のサービスが「海外からのアクセス」を弾くケースは多い。
- 日本のネットバンキング。 不正利用対策として海外IPからのログインを制限する銀行がある。給与振込や送金の確認ができなくなる
- 証券口座。 海外居住者の取引を制限している証券会社では、海外IPからのアクセス自体がブロックされることがある
- 日本の動画配信サービス。 TVer、ABEMA、Netflix日本版、U-NEXTなどは日本国内からのアクセスに限定されている
- クレジットカードの会員サイト。 明細確認や利用停止手続きが海外からできない場合がある
- 各種の本人確認・SMS認証。 日本のIPが前提になっているサービスがある
**赴任者にとってのVPNは「規制回避ツール」ではなく「日本での生活インフラを継続するための道具」**という位置づけが実態に近い。
なお、中国におけるVPN利用の法的な位置づけについては中国でVPNは違法かで個別に整理している。渡航先の法規制は自身で確認したうえで判断してほしい。
赴任期間に合わせたプランの選び方
VPNは契約期間が長いほど月額が下がる。赴任は数年単位になることが多いため、旅行者とは選ぶべきプランが違う。
| 赴任期間 | 推奨プラン | 考え方 |
|---|---|---|
| 1年未満(短期出張・研修) | 1年プラン or 月額 | 帰任時期が読めるなら短めに |
| 2〜3年(一般的な赴任) | 2年プラン | 月額換算が最も安くなる。NordVPNは$3.39/月前後 |
| 3年以上 | 2年プラン→更新 | 長期プランは価格改定の影響を受けにくい |
| 赴任先が未定 | 月額 → 決定後に長期へ | 30日返金保証の期間内に切り替える |
契約は必ず渡航前に日本で済ませる。 中国やUAEでは、現地からVPN各社の公式サイトにアクセスできず、契約も申し込みもできないことがある。「着いてから探す」は最も避けたい進め方だ。
30日間の返金保証を使えば、渡航前に自宅で接続テストをして、合わなければ全額返金を受けられる。実質的なリスクなしで事前検証ができるのは大きい。
用途別おすすめVPN
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてのVPN | NordVPN | 設定が簡単で日本語対応。迷ったらこれ |
| 家族で使う | Surfshark | 接続台数無制限で月額$1.99 |
| 中国駐在 | かべネコVPN | 中国特化。21日無料トライアルあり |
| 動画視聴 | NordVPN | TVer・ABEMA・Netflix対応の公式情報あり |
| 短期旅行(1〜2週間) | NordVPN | 30日返金保証で実質無料でお試し可能 |
| コスパ重視 | Surfshark | 最安クラスなのに接続台数無制限 |
海外から日本の動画を見たい方は海外から日本の動画配信を見る方法まとめで、各配信サービスのVPN対応状況を確認してほしい。
VPN契約前にやるべきこと
VPNは必ず渡航前に日本で契約・設定を完了しておくこと。中国やUAEなどでは、現地でVPNのサイト自体にアクセスできない場合がある。
- VPNサービスに登録(5分)
- スマホ・PCにアプリをインストール
- 日本サーバーに接続してテスト
- 自動接続設定をONにしておく
設定画面のどこを触ればよいか分からない場合は、サービス別の手順を用意している。NordVPNの使い方・初期設定ガイドは図解付きで、登録から接続までを順に追える。Surfsharkを選んだ場合はSurfsharkの使い方ガイドを参照してほしい。
VPNは動画以外にも使える。海外からradikoを聴く方法のように、日本のラジオも同じ仕組みで復活する。1契約で動画・音声・日本のWebサービスすべてをカバーできるため、赴任者にとっては生活インフラに近い。
中国でLINEやGoogleを使いたい方は中国でLINEを使うVPN設定ガイドも合わせて確認しよう。UAEでのLINE通話規制についてはUAE/ドバイでLINE通話・WhatsApp通話が使えない理由と対策を参照。中国でのVPN利用に関する知恵袋の質問と回答は中国VPNおすすめの知恵袋まとめも参考になる。
渡航先が決まっているなら国別ガイドへ
必要度は国ごとに事情が異なる。渡航先が確定しているなら、個別の記事で規制の実態を確認しておきたい。
- UAE/ドバイのネット環境完全ガイド — VoIP規制の範囲と、通話手段の代替策
- ドバイでLINE電話ができない理由と解決法 — 通話だけが繋がらない場合の切り分け
- タイでVPNは必要?知恵袋の声まとめ — 規制は緩いが日本サービスの利用には要る
まとめ
- 迷ったら → NordVPN(総合力No.1、30日返金保証)
- 家族で使う → Surfshark(無制限接続、月額$1.99〜)
- 中国駐在 → かべネコVPN(日本語完全対応、21日無料トライアル)
VPNと合わせて、渡航先の通信手段も確保しておこう。海外おすすめeSIMの比較で現地のデータ通信環境を整えておくと安心だ。
海外赴任なら番号維持も重要だ。海外赴任の番号維持におすすめの格安SIM比較と海外送金サービス比較もチェックしておこう。
赴任準備の全体像は海外赴任デジタル準備チェックリストにまとめている。
中国赴任が決まっている方へ
中国に特化したVPN選びならかべネコVPN vs NordVPN徹底比較を参照してほしい。かべネコVPNの21日間無料トライアルはクレジットカード不要・自動課金なしで始められる。中国のネット規制は他国と比べて格段に厳しいため、中国特化のVPNを事前にテストしておくことを強く推奨する。設定手順はかべネコVPNの使い方ガイドにまとめている。
赴任先が中国以外なら
中国以外の国であれば、NordVPN 1本で用途をほぼカバーできる。日本のネットバンキング、動画配信、証券口座へのアクセスといった赴任者の主要な用途は、日本サーバーへの接続で解決するためだ。
赴任先が複数国にまたがる場合や、出張で各国を回る場合も、111カ国のサーバーを持つNordVPNなら接続先に困らない。まずは30日間の返金保証を使い、渡航前に自宅で日本サーバーへの接続を試しておこう。