結論:海外送金の手数料比較でWiseが最安・最速
海外送金はWise一択。実質為替レートで手数料0.5〜1%、着金も1〜2営業日と最速クラス。
公式公表値ベースでは、Wiseは銀行送金と比べて手数料が10分の1以下、着金速度も数営業日短縮される。Trustpilotでも4点台後半の評価が続いており、海外赴任者からの支持が厚い。
以下でWise・PayPal・楽天銀行・Revolut・メガバンクの5社を詳しく比較する。知恵袋に寄せられた海外送金のリアルな質問と回答は海外送金の知恵袋まとめでも紹介している。
比較対象サービスと参照ソース
本記事はWise・PayPal・楽天銀行・Revolut・主要メガバンクの公式サイトと公式料金表、Trustpilotのユーザーレビューを参照し、2026年4月時点の公表情報を編集部が整理したものだ。編集部自身が各サービスで送金テストを実施した一次データではない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 比較対象 | Wise、PayPal、楽天銀行、Revolut、三菱UFJ銀行(窓口送金) |
| 参照通貨ペア | JPY → USD、JPY → EUR、USD → JPY、CNY → JPY |
| 参照ソース | 各サービス公式サイト、公式料金表、Trustpilot、各銀行の海外送金ページ |
| 比較観点 | 送金手数料、為替レートの上乗せ率、着金速度、対応通貨、送金上限 |
| 情報更新日 | 2026年4月13日時点 |
海外送金の手数料・為替レート 5社比較表
| 項目 | Wise | Revolut | 楽天銀行 | PayPal | メガバンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 送金手数料 | 0.5〜1% | 無料〜0.5% | 750円 | 499円〜 | 3,000〜7,000円 |
| 為替レート | 実質レート | 実質レート(月75万円まで) | 独自レート(+約1%) | 独自レート(+3〜4%) | TTSレート(+1〜2%) |
| 着金速度 | 1〜2営業日 | 即時〜1営業日 | 2〜4営業日 | 即時〜3営業日 | 3〜5営業日 |
| 対応通貨 | 50通貨以上 | 30通貨以上 | 主要通貨 | 25通貨以上 | 主要通貨のみ |
| デビットカード | ○ | ○ | × | × | × |
| 送金上限 | 100万円/回 | プランによる | 100万円/回 | アカウントによる | 銀行による |
| 日本語対応 | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
海外送金の手数料シミュレーション:10万円を米ドルで送った場合
具体的にいくら差が出るのか、10万円を日本から米ドル建てで海外送金した場合のコストを比較する(2026年4月時点の概算)。
| 項目 | Wise | Revolut | 楽天銀行 | PayPal | メガバンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 送金手数料 | 約600円 | 0円 | 750円 | 499円 | 4,000円 |
| 為替上乗せ | 0円 | 0円 | 約1,000円 | 約3,500円 | 約1,500円 |
| 中継銀行手数料 | なし | なし | 1,000円 | なし | 1,000〜3,000円 |
| 合計コスト | 約600円 | 約0円 | 約2,750円 | 約4,000円 | 約6,500〜8,500円 |
| 受取側の着金額 | 約$663 | 約$667 | 約$649 | 約$640 | 約$610〜630 |
Revolutは月75万円まで為替手数料無料で最安だが、日本語サポートが限定的。安心感重視ならWiseを推奨する。
PayPalとWiseはどっちがいい?手数料・為替レート5項目で比較
「PayPal Wise どっち」「PayPal Wise 比較」で迷っている方向けに、5つの観点で比較する。
| 比較項目 | Wise | PayPal | 判定 |
|---|---|---|---|
| 為替レート | 実質レート(ミッドマーケット) | 独自レート(+3〜4%上乗せ) | Wise |
| 送金手数料 | 0.5〜1% | 499円〜+受取手数料 | Wise |
| 送金速度 | 1〜2営業日 | 即時〜3営業日 | 引き分け |
| 対応通貨 | 50通貨以上 | 25通貨以上 | Wise |
| 買い手保護 | なし | あり | PayPal |
結論: 個人の海外送金はWiseが圧倒的に有利。 PayPalを使うべきケースは、オンラインショッピングで買い手保護が必要な場合と、相手がPayPalでの受取を指定している場合のみ。
Wise — 海外送金の手数料が最安のサービス
Wiseは世界で1,600万人以上が利用する海外送金サービス。実質為替レートで手数料0.5〜1%、50通貨以上に対応。マルチカレンシー口座とデビットカードも使える。1回100万円の上限があるが、生活費送金には十分だ。
海外赴任が決まったら、渡航前にアカウント開設と本人確認を済ませておこう。
Revolut — 月75万円まで為替手数料が無料
Revolutは無料プランで月75万円まで為替手数料ゼロ。着金も即時〜1営業日と最速。ただし日本語サポートはチャットのみで、週末は為替レートに1%上乗せがある。海外送金が初めてならWiseのほうが安心だ。
楽天銀行 — 銀行最安クラス、手数料750円
送金手数料750円はメガバンクの5分の1。オンラインで24時間手続き可能。ただし為替レートに約1%の上乗せがあり、総コストではWiseに及ばない。「銀行から送金したい」方の妥協点。
PayPal — 買い手保護はあるが手数料が割高
為替レートに3〜4%の上乗せ+送金手数料499円〜。相手がPayPal受取を指定しているケースやオンラインショッピングの買い手保護が必要な場合のみ使う。生活資金の送金にはコストが高すぎる。
メガバンク — 100万円超の大口送金向け
手数料3,000〜7,000円+為替上乗せ1〜2%+着金3〜5営業日。コストと時間のデメリットが大きいが、100万円超の大口送金や法人送金、対面手続きの安心感を重視する場合は選択肢に入る。
アメリカ・中国・東南アジアから日本への送金はどれが安い?
海外赴任中に「現地の給与を日本の口座に送りたい」という需要は多い。逆方向の送金でも手数料比較の結果はほぼ同じで、Wiseが最安だ。
アメリカ → 日本(USD → JPY)
| サービス | 手数料目安($1,000送金) | 着金 |
|---|---|---|
| Wise | 約$6(0.6%) | 1〜2営業日 |
| PayPal | 約$45(為替+手数料) | 即時〜3営業日 |
| 銀行送金 | $25〜50+為替上乗せ | 3〜5営業日 |
中国 → 日本(CNY → JPY)
中国からの送金は規制が厳しく、年間送金上限(5万ドル相当)がある。Wiseは中国からの送金に対応しており、UnionPayやAlipayからの入金が可能だ。
東南アジア → 日本
タイ・ベトナム・フィリピンからの送金もWiseが対応。現地銀行からの送金と比較して手数料が5分の1以下になるケースが多い。
海外赴任中の現金調達:ATMキャッシングとWiseデビットの使い分け
海外送金とは別に、「現地で現金が必要」という場面も多い。空港到着直後やカード決済が使えない場面だ。
| 方法 | 手数料(5万円相当の引出し) | 特徴 |
|---|---|---|
| Wiseデビットカード | 月3万円まで無料、以降1.75% | マルチカレンシー口座と連携 |
| エポスカード海外キャッシング | ATM手数料220円+利息(繰上げ返済で約74円) | 年会費無料、旅行保険付帯 |
| 空港の外貨両替所 | 3〜10%の為替上乗せ | 最も割高。緊急時のみ |
Wiseデビットは口座残高からの引出し、エポスカードはクレジットのキャッシングという違いがある。両方持っておくのが最善策。 Wiseで日常の送金・決済、エポスで緊急時の現金調達+旅行保険という使い分けだ。
エポスカードの海外キャッシングの詳しい使い方はエポスカード海外キャッシング完全ガイドを参照。海外赴任前のクレジットカード準備全般は海外赴任のクレカ準備 知恵袋まとめで解説している。
海外送金の手数料を安くする選び方 — 3つの比較ポイント
1. 為替レートの「隠れコスト」に注意する
送金手数料が安くても、為替レートに上乗せがあれば実質コストは高くなる。Wiseは実質為替レートを公開しており、隠れコストがゼロ。比較する際は「送金手数料+為替上乗せ」のトータルコストで判断しよう。
2. 送金頻度と金額で選ぶ
毎月の生活費送金ならWiseが最安。月75万円以内の少額ならRevolutも候補。年に数回の大口送金(100万円超)なら銀行送金も選択肢に入る。
3. 渡航前にアカウント開設を済ませる
Wiseの本人確認には数日かかる場合がある。海外赴任が決まったら、渡航前にアカウント開設と本人確認を完了させておこう。VPNの準備も同様に渡航前が鉄則だ。海外おすすめVPN比較も確認しておこう。
海外赴任前の準備全般については海外赴任デジタル準備チェックリストにまとめている。送金以外の準備項目もチェックしておこう。
送金シナリオ別おすすめ:海外送金サービスの使い分け
目的によって最適な送金手段は異なる。以下のシナリオ別に判断してほしい。
- 毎月の生活費送金(海外赴任) → Wise一択。手数料最安で自動送金設定も可能
- 留学費用の一括送金(50〜100万円) → Wise。銀行送金と比べて数万円の差が出る
- 少額の定期送金(月75万円以内) → Revolut。為替手数料ゼロで最安
- フリーランス報酬の受取 → Wise。マルチカレンシー口座で外貨のまま保有でき、好きなタイミングで円に変換可能
- 家族への仕送り → Wise。受取側の手数料ゼロ。日本の銀行口座に直接着金
- 海外通販の支払い → PayPal。買い手保護があるためトラブル時に安心
- 不動産購入など大口送金(100万円超) → 銀行送金。Wiseは1回100万円が上限
まとめ:海外送金の手数料比較はWise一択
- 手数料最安 → Wise(0.5〜1%、実質為替レート)
- 月75万円以内で最安を追求 → Revolut(為替手数料ゼロ)
- 銀行から送りたい → 楽天銀行(メガバンクの5分の1)
- 相手がPayPal指定 → PayPal(ただしコスト高)
- 100万円超の大口 → メガバンク(信頼性重視)
海外赴任者の生活費送金ならWise一択。渡航前にアカウント開設と本人確認を済ませておこう。
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